名古屋市立菊里高等学校音楽科を経て、金城学院大学人間科学部芸術表現療法学科を卒業。2008年よりハンガリー国立リスト音楽院へ留学。同大学大学院器楽科修士課程修了、およびハンガリー国家演奏家資格を取得。
第3回エウテルペ音楽コンクール第2位(イタリア)、第1回マデージモ国際ピアノコンクール第3位(イタリア)、第4回マリア・グラツィア・ヴィヴァルディ国際音楽コンクール第1位(イタリア)。
ハンガリー、イタリア、日本にて多数コンサートに出演し、ソロ、室内楽の演奏活動を行う。
これまでにピアノを林邦子、故・林美奈子、内藤江美、高良芳枝、馬塲マサヨ、バラージュ・ケチケシュ、デーネシュ・ヴァーリョン、バラージュ・ソコライ、カールマン・ドラフィ、室内楽をエーデル・パール、ゲーザ・ハルギタイ、ラースロー・ビハリーの各氏に師事。
現在、金城学院大学非常勤講師。
大学時代にフェルデンクライス・メソッドというボディーワークに出会う。身体意識を高めることで、ピアノの演奏技術が向上し、表現力も豊かになることを体感し、10年以上ピアノとフェルデンクライス・メソッドを結びつけて、演奏を行なっている。
帰国後、後進の指導を行う中で、多くの生徒が体を痛めながら演奏し続けていること、気持ちを一生懸命込めても音楽的な演奏にならない等の問題に直面し、自身でピアノとフェルデンクライス・メソッドを融合させたレッスンができるよう、2016年より資格を取得し始める。
その中でシェルハブ・メソッドというフェルデンクライス・メソッドから派生した赤ちゃんのためのボディーワークにも感銘を受け、2017年資格を取得。
赤ちゃんの身体発達は人間にとって根源的なものであり、赤ちゃんの発達の動きを応用して、音楽家のための体をゆるめるレッスンを行っている。
現在、馬塲マサヨ先生のピアノ奏法・指導法を受け継ぎ、脱力奏法・体へのアプローチ等独自の方法で後進の指導にあたっている。
シェルハブ・メソッド国際公認指導者。2020年、フェルデンクライス国際公認指導者資格を取得。国際公認フェルデンクライスプラクティショナー。